⇒前回の日記はこちら:【第122回】『killer7』コラボガチャに挑戦!描かれたキャラとデカール性能をW解説
【第123回】
前回は、4月26日から始まった『killer7』コラボイベントに登場する、コラボデカール2種を紹介!
デカールに描かれたキャラクターの詳細と、その性能をダブル解説しました。
その後、新たに手に入れたコラボデカールがこちらの……、
引いたときは一瞬、「ラインナップ最下段にいたゴミか……」などと思ってしまったのですが、貼ってみてビックリの実用性!
さらに、イワザルさんの作中での性格を思い返すと、そういえば『LET IT DIE』に登場する“ヤツ”に、とてもよく似ていたような……!?
そんなわけで今回は、コラボデカール“イワザル”の性能や、イワザルさん本人と『LET IT DIE』との意外な関係性(?)について深掘りしていきたいと思います。
『killer7』コラボデカール“イワザル”の効果文を要約すると、効果は以下のふたつ。
この効果、よくよく考えると通常“あってはならない”レベルのシロモノなのでは?
つまりコレ、ハクスラゲーにおける階段――最適解を堂々と示してくれるわけですから。
“イワザル”さえ持っていれば、攻略から素材集め、果ては42F以降などで道に迷う心配がなくなったも同然。
バルブの塔探索において、エスカレーターを探すという行為は最大級のイライラタイム。
それを解消する最強のナビが、この“イワザル”だったのです。
ここまで、デカール“イワザル”の性能を見てきましたが、ともすれば本題はここから。
続いてはイワザルというキャラクターの性格、そして、彼と『LET IT DIE』との関係性についてです。
プレイヤー操る“スミス同盟”の面々を御主人様(マスター)と慕い、ステージの分岐点などで小マメに登場し、ヒントを与えてくれるのかと思いきや肝心なところは口をつぐみ、というか結局お前は何者なんだ、そして何故いつも荒縄で吊られているんだ……。
何にせよ、ツッコミどころ満載の謎多きキャラなのですが、とにかく見てほしいのは彼のセリフ回し。
もう察しのいい方ならお気付きでしょうが、この口調、この性格……。
『LET IT DIE』の“ヤツ”と同類の波動を感じるではありませんか。
それも、単に口調やサイケデリックな見た目や、ゲーム内の役回りが「似ているから」と、こじつけているわけではありません。
パッと見は小物そうに見えて、じつは裏で暗躍してそうな雰囲気や、それを引っくるめても憎むに憎めないところなど、言わば流れる精神が似通っているのだと。
改めてと言うには今更ですが、『LET IT DIE』に息づく“須田ゲーの系譜”を感じることができ、ニヤリとしてしまいました。
……というか、よくよく見返すと『LET IT DIE』のいたるところに、『killer7』のエッセンスが盛り込まれていたのだと実感できます。
これを機に、ゲームキューブを引っ張り出して『killer7』再プレイも視野(GC版のほうがゴア表現キツめ!)。
いまなら、あの難解すぎるストーリーも、初プレイ当時より理解できるのかな……?